夏休みの自由研究って、毎年頭を悩ませます。
ペーパーの宿題はあっという間に終わるのに、自由研究となると...

何をしようか迷ってるうちに、夏休みも終わりに近づいて

6年生だし、あまりにも手抜きにはみせたくない


簡単にできるものを探してみました

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今日は、調べ学習です。
このサイトの内容をそのまま、表にまとめてもいいし、
興味のあるところをさらに調べてもいいと思います。
半日もあれば、できると思います。
小学校高学年になると、歴史の勉強をします。
古代の日本人はどんなものを食べていたんだろう...
いろんなことを知ると歴史がもっともっと好きになりそう。
縄文時代
『縄文時代の食べ物』について調べました。
縄文時代の人たちは、ドングリなどの木の実、貝、魚、イノシシ、シカ、鳥などを食べていました。
縄文時代の暮らしの様子は、『貝塚』からもよくわかります。
『貝塚』とは、この時代に縄文人が食べたもののゴミ捨て場のようなところです。
ここから、貝殻はもちろん、不要になった石器や土器や、動物の骨などが出てきています。
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もっとも有名な貝塚:『大森貝塚(東京都)』
1877年(明治10年)アメリカのモースいう生物学者によって発見されました。
彼は、当時、横浜から新橋へ向かう列車の中で、大森駅を過ぎてからすぐの崖に貝殻が積み重なっている地層を発見し、発掘調査を行ったそうです。
ここからでてきた、土器や、骨器、獣骨、土偶、石斧、石鍬、シカや鯨の骨のかけら、人骨のかけらなどは、今も東京大学に保管されています。
縄文土器ドングリや土地の実などは、縄文土器の中で熱湯で煮て、灰汁(あく)抜きをして食べていました。
縄文土器はこうやって作られた
↓
縄文土器
縄文土器は、灰汁(あく)抜きの必要な木の実を似たり、保存するために発明されたそうです。
以前、”縄文時代のようにどんぐりを食べてみよう”というイベントに、
子どもたちと参加しました。
そのまま食べるとすごい渋みがあるので、灰汁(あく)抜きをしてもらって食べました

灰汁(あく)抜き...これも縄文人の知恵から来ているんですね。
※灰汁(あく)抜きとは、調理法のひとつで、植物性の食材を水またはお湯につけて、
苦味、絵組などの灰汁(あく)を抜くこと。
植物性の食べ物と動物性の食べ物をくらべると、
縄文人は植物性の食べ物を多く食べていました。
植物性の食べ物では
ドングリ、栗、クルミやトチの実、などの木の実、根菜類。
動物性の食べ物ではシカやイノシシ、タヌキやウサギの肉、魚、貝、イルカ、鳥類など。
これらの食物は、そのまま食べるだけではなく灰汁(あく)抜きして、
石皿(いしざら)とすり石を用いて粉びきして、おかゆのようにして食べたり、
ひいた粉につなぎとしてイノシシの肉や血、野鳥の卵などを入れて適当な大きさに整えて食べていたようです。(ハンバーグみたいだね)
(東北や中部地方の遺跡から炭化した状態でたくさん見つかっている)
縄文人はメロンを食べていた


メロンっていうと、西洋からきた果物のように感じるけど、実は縄文時代からメロンはあったのです。
マクワウリはメロンの仲間。
このマクワウリの祖先が、縄文時代初期にも食べられていたそうです。
ヤマモモも食べていたらしい
果物はデザートに食べたのかな...

縄文時代は約1万年間も続いてる。
弥生時代は、約600年。ほんと縄文時代に比べたら短い時間だよね。
今の私たちが想像する以上に、縄文人の食生活はバラエティに富んでいたのかもしれませんね

小学校3年生の自由研究に縄文クッキーの作り方を載せてます
↓
『縄文クッキー』